韓国Airbnb社がヤミ民泊のリスティングを削除
韓国Airbnb社は政府から旅館営業の許可を取得していな「いヤミ民泊物件」のリスティングを削除する方針のようです。forbes.comが報じています。報道によれば、11月15日までに削除が実施される可能性があるとのこと。
According to local news reports, the global home-sharing platform is complying with Korean law and beginning to clamp down on illegal listings in the country. It vowed last week to wipe out illegal listings by Nov. 15 — a hefty task considering the number of ways the law can be violated.
無許可民泊は70%にのぼる?
上記記事によれば、中央政府もしくは地方政府に旅館営業の届出・登録を行っていない「ヤミ民泊」は韓国Airbnbのリスティングで大きな割合を占めているとのこと。韓国政府の観光担当部局によれば、その割合は全リスティング数の70%にのぼるとのことです。
韓国でもヤミ民泊が社会問題化
韓国Airbnbによるヤミ民泊は日本と同様に社会問題化しており、今年に入って700,000ウォンの罰金を受けたホストもいるようです。
日本の摘発事例はこちら。
取締が来たら「友人」と言って
韓国のヤミ民泊業者も、ゲストに対して「第三者が訪ねて何者かと質問されたら、自分たちは友人もしくは家族を訪問している」と答えてくれと指示しているそうです。日本のヤミ民泊事業者も同様の手口で取締を誤魔化そうとするケースが多いです。韓国と日本は、ヤミ民泊に関して同じような状況にあるといえるでしょう。
日本でもリスティング削除の可能性
上記のように、日本と韓国とではヤミ民泊を取り巻く状況が類似しています。日本でも特区民泊や簡易宿所型民泊など合法的民泊事業者の数が増えるにつれて、ヤミ民泊に対する取締体制が強化されています。
日本Airbnbもコンプライアンスを一層重視する姿勢を打ち出しており、韓国と同様にリスティング削除に踏み切る可能性が高いといえます。